フリーランチ食べたい

No Free Lunch in ML and Life. Pythonや機械学習のことを書きます。

matsumotoryさん、kwappaさんの公開ポートフォリオレビューを受けました/自分なりにアウトプットすることのメリットを整理してみた

「エンジニアの日々のアウトプット」に関するForkwellさんのイベントに参加してきました。

  • ForkwellのポートフォリオのぼりーさんのクラウドPodcastのmatsumotoryさんゲスト回を聞いて興味を持ち使い始めました。
  • ただ、埋めやすいところを埋めてGithubを連携させただけで、ちゃんと使いこなせていたかは疑問でした
  • そんなときに、このイベントを前職の同期から聞き、開催場所も前職のオフィスだったので久々に遊びに行きたい気持ちもあって応募しました。

forkwell.connpass.com

ポートフォリオを(強制的に)ちゃんと埋めました

イベントページに

ゲストのお二人が参加者のポートフォリオを抽選で3名レビューいたします!

との記載があったので、せっかくなので…ということで応募したら、なんと選ばれました! 85人の前でレビューされる、というプレッシャーもあり、週末の半日くらいを使って必死に埋めました。ときには追い込まれることも必要だと思いました。

発表: matsumotoryさん・kwappaさん

speakerdeck.com

最初はmatsumotoryの発表でした。

  • 自分自身の経験とアウトプットを続けていて得たもの
  • アウトプットの方法について挑戦を続けてきたこと
  • 様々な視点からアウトプットのメリット

などを伺いました。普段からmatsumotoryさんのBlogを拝読することがあるのですが、記事から伺える価値観や考え方をよりリアルに感じ、刺激になりました。

次はkwappaさんの発表でした。

  • 公開/非公開に関わらずアウトプットしていくことが大事
  • 技術メモや作業ログとして残していき、徐々にアウトプットの量や範囲を広げていく
  • 媒体はGithub・Qiita・はてなブログなんでも良いので自分に合っているものを使う

といった内容を伺いました。現実的でとても参考になるお話でした。

自分なりにアウトプットのメリットを整理してみる

お二人のお話を聞きながら、自分の頭の整理用にアウトプットすることのメリットをまとめていました。せっかくなのでここに書いておきたいと思います。それぞれの項目自体はお二人の発表にあったもので、自分は整理してみただけなのであしからず。

アウトプットすることのメリットは(もちろん色々な整理の仕方があると思いますが)「一時視点」「連続視点」で分けられるのではないかと考えました。

一時視点

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まず「一時視点」です。「一時視点」というのは、時間軸に関わらない、その時点時点でのメリットを指しています。この視点で見たときにはアウトプットすることには下記のメリットがあると思います。

1. 頭の中が整理される

「理解している」と思っていたことが、実際に書いてみるとわかっていなかったり、書いていく中で理解できてくることってたくさんありますよね。

2. 自己を客観的に見れる

1週間前に書いた記事や1年前に書いた文章を読み返すと、まるで他人の文章を読んでいるような気持ちになることがあり、そこで「自分はこういう考えの人間だったのか」ということに客観的に気づけた経験があります。

3. 他者を巻き込める

まだ自分はできていない気がしますが、matsumotoryさんの発表にあったので。 アウトプットから他人を巻き込んでアクションを起こして、そこからさらにアウトプットする、という流れができたら最高ですよね。

連続視点

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もう一つが「連続視点」です。「一時視点」と対象的に、時間が経過していくことで生まれるメリットを指していて、下記のような項目が当てはまると思いました。

1. 実績から未来が予想できる

今までの自分が書いた記事や発表を見返すことで、「自分がどのくらいのスピードで成長しているか」や「興味を持っている技術の方向性」が見えてきて、これから自分がどう進んでいくか、を客観的に予想することができます。

2. 自分の「ストーリー」がわかる

1.の発展形だと思いますが、過去から未来の自分の進捗を観察することで、「自分がどのような価値観で生きているのか」「何を目指して生きていくのか」がわかるようになるのではないでしょうか? 正直、自分はここまで達していないですが、アウトプットを続けていつか、それに気づけたら嬉しいです。

3. 実績を会社に評価してもらう

最後は一番現実的で馴染みがあるかもしれませんが、就職活動や転職活動で実績として認めてもらったり、会社内でも自分が挑戦したい案件があったときに、アウトプットをしていることで周りを説得しやすくなる、ということもあると思います。

特に印象に残った点

どちらかというと、自分の認識ではアウトプットすることのメリットは「一時視点」が中心で、特に「連続視点」の「実績から未来が予想できる」「自分のストーリーがわかる」ことは全然頭になかったので、本当に目からウロコが落ちるような気持ちでした。

その後公開レビューを受けました。

休憩を挟んでいよいよ公開レビューを受けました。自分の前が来る前に、matsumotoryさん、kwappaさんのポートフォリオを見る、というイベントがあり、お二人のポートフォリオに比べると自分のポートフォリオがあまりにしょぼいので、レビューが始まる直前は逃げ出したいような気持ちでした。笑

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しかし、実際に公開レビューが始まるとお二人とForkwellのakagawaさんが、かなり丁寧に、優しく、レビューしてくださったので、比較的にリラックスして話すことができました。 また内容も的確でためになることばかりでした。イベント後、matsumotoryさんがTwitterでコメントしてくださっていてとても嬉しかったです。

自分から質問することもできたので「Blogに対して反応が少ないと、Blogを続けていくのが辛くなっていくと思いますがどう継続するのがおすすめですか?」というような質問をしたところ、 matsumotoryから、matzさんの『俺を踏み台にしてくれ』という言葉を引用しながら、「誰か共有/拡散してくれる人を見つけるといいかもしれない。自分は最初のころmrubyのアウトプットをしていて、matzさんに共有/拡散してもらって人脈と可能性が広がっていった」というような回答をいただきました。なるほど〜と唸りっぱなしでした。

ちなみに僕の次に公開レビューを受けていたsachinさんは若干21歳で僕よりも遥かにエンジニア経験があってOSS活動などもバリバリされていて本当にすごいと思いました。心から尊敬します。

Forkwell Portfolio - エンジニア向けのポートフォリオサービス

さいごに

その後の懇親会でも同年代のエンジニアと何人か情報交換やお互いの仕事内容等を共有にとても刺激になりました。また、Forkwellのakagawaさんが大学の先輩であったことを知り(さらに大学時代も話したことがありました)衝撃を受けました。世界って本当に狭いですね。そういったこともあり、イベントの本筋以外でも非常に実りの多いイベント参加になりました。

matsumotoryさん、kwappaさん、Forkwellの皆さん、本当にありがとうございました。

ちなみに

全然関係ない&完全に偶然ですが、今日誕生日です。笑 28歳になりました。今年もチャレンジをやめない一年にしたいなと思ってます。 また今年一年よろしくお願いします。

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